日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年6月15日人間的に成長できる『場』を持とう!


★変化だけが唯一不変


「サピエンス全史」などのベストセラーの著者であるユヴァル・ノア・ハラリが2019年に出した「21 Lessons(トゥエンティワン・レッスンズ)」という本の一節に『変化だけが唯一不変』があります。私はこの言葉に強い刺激を受けています。
世の中は絶えず変化していきます。インターネットが普及して膨大な情報が簡単に手に入るようになった現代は、その変化のスピードがますます早くなっています。そのように世の中が変化していく限り、私たちもその動きとともに変わっていかなければなりません。なぜならば、世の中が変わっているのに自分が以前と同じままなら、それは『現状維持』ではなく『後退』を意味するからです。変化に応じて自分を適切に変えることでようやく『現状維持』となるのかも知れません。そのようなことをこの本の著者は「変化だけが唯一不変」と表現しているのだと思っています。


★人間が変わる3つの方法


しかしながら、『自分を変える』と一言で言っても、そう簡単にできることではありません。私たちには現状を維持したいという『現状維持バイアス』が強烈にかかっていますので、それを外すのはそれなりのストレスがあります。
このことについて、コンサルタントの大前研一さんは次の様なことを言っています。「人間が変わる方法は3つしかない。時間の使い方を変えるか、住む場所を変えるか、付き合う人間を変えるか、だ」。私はこの言葉を、自分を変えるためには今自分が置かれている環境を無理矢理にでも変えないといけない、と解釈しています。

 

★ベーシックコースも自分を変える場の一つ


さて、自分の置かれている環境を無理矢理変えるには、時間の使い方やつきあう人がいつもとは異なる『場』を用意するのが効果的です。私は、日本話し方センターのベーシックコースはそうした『場』の一つだと自負しています。
その効果は主に3つあります。

 
◎時間の使い方が変わる

1つ目は、時間の使い方が変わります。
3ヶ月の受講中、受講者は毎回人前に立って2分間のスピーチを行います。そのスピーチのネタ探し、原稿作り、スピーチ練習、そして教室での発表と、この3ヶ月は『話し方』上達のためにそれなりの時間を費やします。この期間は、今までよりも話し方やコミュニケーションについて考える時間が確実に増えるので、教室以外でも様々な学びや気づきを得ていただけます。

 
◎知識が増える

2つ目は、今までにない知識が増えます。
ベーシックコースでは、話し方やコミュニケーションに関する様々なことをお伝えします。学んだことを日常で実践して効果があった人の多くが、「人間関係も良くなった」と仰います。例えば、教室で学んだ事前準備の仕方を仕事のプレゼンでも実践したところ、「プレゼン、上手くなったね! 次はこの仕事も担当してくれないかな」と信頼感が高まって、多くの仕事を任されるようになったなど。
人生が変わった、というコメントをいただくことも珍しいことではありません。そのきっかけとなる、知識や話し方やコミュニケーションの取り方を変えるスキルが格段に増えます。

 
◎人との出会いがある

3つ目は、様々な人との出会いがあります。
受講生には、経営者、医者・税理士などの専門家、会社員、就活生など様々な人がいます。そうした人たちと3ヶ月の間、教室で顔を合わせます。今はコロナの関係で積極的に開催していませんが、受講期間中に2回か3回、教室終了後に懇親会を開催しています。同じ教室で3ヶ月学べば、受講生同士がかなり親しくなります。受講を終えた後も定期的に集まっているクラスもたくさんあります。普段の生活では接し得ない人と交流する、つきあう人を変えることができる場でもあるのです。

 

★ぜひベーシックコースをご見学ください!


『自分を変える』ことは本当に難しいことです。それは『変わる』ということが、今までの自分のある面を捨てることになり、そのことが受け入れにくいからです。しかし、あえて恥をかきながら自分を成長させる『場』を持てば、自分を変える可能性も広がるでしょう。ぜひ無料体験教室に参加してベーシックコースを肌で感じてみてください!
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